食品衛生法違反の可能性が高い輸入食品等について、厚生労働大臣の命により実施しなければならない検査で、食品衛生法第26条第3項に基づき、対象国、対象食品及び検査項目等が定められています。
ベトナム産エビ・イカ、インド産エビ等 | 動物用医薬品(抗生物質、ニトロフラン類等) |
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中国産野菜・果実、タイ産野菜・果実等 | 残留農薬(クロルピリホス等) |
ナッツ類、唐辛子、香辛料等 | 自然毒(アフラトキシン) |
ライマ豆等のシアン含有豆類等 | 自然毒(シアン化合物) |
中国産食品、台湾産食品、ベトナム産食品 | 添加物(サイクラミン酸) |
輸入食品等が食品衛生法の規制に適合しているかを確認するために、検疫所の指導により行う検査で、食品の区分毎の成分規格や添加物等の使用基準が定められています。
冷凍食品の成分規格 | 生菌数、大腸菌群、腸炎ビブリオ等 |
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食肉製品の成分規格 | E.coli、黄色ブドウ球菌、サルモネラ属菌、亜硝酸根等 |
清涼飲料水、粉末清涼飲料水の成分規格 | ヒ素、鉛、スズ、カドミウム、大腸菌群等 |
食品中の食品添加物 | 保存料、酸化防止剤、合成タール系色素等 |
器具及び容器包装の規格試験 | ガラス、陶磁器、合成樹脂等材質別規格試験 |
おもちゃの規格試験 | 着色料、塗膜、フタル酸エステル等 |
栄養表示基準制度、日本食品標準成分表分析マニュアルに沿って、食品の栄養表示のためのエネルギー・たんぱく質・脂質・灰分・水分・食物繊維、各種ビタミン、各種ミネラルなどの分析をおこなっております。
食品等の衛生状態や食中毒菌による汚染の有無を確認するため、食品衛生法や自主基準試験法に基づいた幅広い試験をお受けしております。また、賞味期限の設定のための保存試験などもお受けしております。
食品衛生法に関する食器や食品製造機器、食品包装容器、乳幼児玩具などの衛生検査はもとより、JISや家庭用品品質表示法による各種試験、安全性の評価など、お客様のご要望に合わせた試験検査を行います。
食品中に混入した金属や合成樹脂、木片などの異物について、FT-IRや蛍光X線分析装置などを用いて鑑別を行い、迅速な混入の原因特定、再発対策、クレーム対応のサポートをいたします。
食品以外にも、農林水産大臣登録検査機関として農産物検査法に基づく外国産小麦、外国産米の検査を実施しております。また、ペットフード安全法に関する各種分析も賜っております。
日本国内法規のみならず、中国へ向けた輸出食品等に関して、中国GB法に準拠した試験分析の受託サービスやラベル表示のコンサルティングも承ります。
さまざまなご要望応じ、高い技術力と豊富な経験を持って、お客様のニーズに合わせた各種試験検査サービスをご提供いたします。
弊会SK横浜分析センター及びSK阪神分析センターでは、試験所としての品質保証の国際規格であるISO/IEC17025の認定を取得しています。
認定範囲 https://www.pjview.com/clients/pjl/viewcert.cfm?certnumber=11695
(ペリージョンソン ラボラトリーアクレディテーション インクのサイトへリンク)