海上人命安全条約;SOLAS 条約(かいじょうじんめいあんぜんじょうやく;そーらすじょうやく)

International Convention for the Safety of Life at Sea

船舶の堪航性(航海に堪えること)および旅客・船員の安全を確保するために必要な船舶の構造、救命設備、航海用具等の基準について、国際的に統一された基準を定めるとともに、主管庁または認定された団体による定期的な検査の実施、証書の発給、寄港国による監督(ポートステートコントロール:以下「PSC」)等の規定を定めている。条約の採択は1974年、発効は1980年であり、日本も同年に締結している。なお、条約発効後も改正が重ねられており、国際安全管理コード(ISM コード)、船舶及び港湾施設の保安の国際コード(ISPS コード)に係る規則等、新たな規定が次々に導入・追加されてきている。(締約国数165カ国)