船舶バラスト水規制管理条約;BWM2004条約(せんぱくばらすとすいきせいかんりじょうやく)

International Convention for the Control and Management of Ships’ Ballast Water and Sediments,2004

バラスト水に含まれる水性生物・病原体が本来の生息地以外で排出されることによって発生する生態系の破壊・人の健康被害の防止を目的とする条約であり、基準値を超えるバラスト水の排出禁止、管理計画の作成・実施等を義務付けている。またSOLAS 条約と同様、主管庁または認定された団体による定期的な検査の実施、証書の発給、PSC 等の規定も定めている。2004年に採択され、2017年に発効しており、日本は2014年に締結している。(締約国数81カ国)