油汚染損害の民事責任条約;CLC1969条約(あぶらおせんそんがいのみんじせきにんじょうやく)

International Convention on Civil Liability for Oil Pollution Damage,1969

タンカーによる油汚染損害に関し、船舶所有者に厳格責任を課すとともに、その責任額を一定限度に制限すること、保険加入の義務化等を定めた条約であり、1969年に採択、1975年に発効、日本は1976年に締結している。(締約国数34カ国)この条約はその後、1976年および1992年の議定書で改正が行われ、このうち1992年の議定書(CLC PROT1992)は、1996年に発効、日本は1994年に締結している。(当該議定書の締約国数138カ国)