国際安全管理コード;ISM コード(こくさいあんぜんかんりこーど;あいえすえむこーど)
国際海事機関(IMO)において採択された「船舶の安全運航及び汚染防止のための国際管理規則(the International Management Code for the Safe Operation of Ships and for Pollution Prevention)」をいい、SOLAS 条約附属書第Ⅸ章(1994年5月のSOLAS 条約締約国会議で採択されて同附属書に新設された章)に基づき、会社及び船舶(旅客船及び総トン数500トン以上のタンカー(1998年7月から適用開始)、貨物船等(2002年7月から適用開始))は、このISM コードに適合した安全管理システムを確立・運用する義務がある。なお、ここで会社とは、船舶の所有者または船舶の管理者若しくは裸傭船者等他の団体若しくは人であって、船舶の所有者から船舶の運航の責任を引き受け、かつ、当該責任を引き受けるに際し、ISM コードによって課されるすべての義務及び責任を引き継ぐことに同意した者をいう。