載貨重量トン数;デッド・ウエ イト(さいかじゅうりょう;でっど・うえいと)

Dead Weight Tonnage

船舶に積込まれる貨物の最大積載量を表わす重量トン数、すなわち満載排水量軽荷重量との差をもって表わされるトン数。貨物海上輸送の安全確保に、重要な指標として広く使われている。下図(C)の部分。

註 トンの起源:
船のトン数は、15世紀の初め英国で本船に積込まれる「酒樽の数」で決められたのが初めといわれている。当時1個の酒樽の容積は252ガロン(40.3立方フィート)、これに酒を満たすと2240ポンド(1016キログラムまたは1ロング・トン)となるのが標準とされていた。この樽は空(から)のとき叩くと「タン」と鳴るのでこれが転じて“ton”になったという。