① 現在の仕事内容は?
海外へ輸出される、スクラップの放射線検査を行っています。依頼者のヤードへ行き、荷役前の山積みになっているスクラップと荷役後のコンテナに積載されたスクラップを、ガイガーカウンターを用いて放射線測定を行い、その安全性を証明するレポートを発行する仕事です。第三者検定機関という、公正・公平な立場から発行したレポートを依頼主に提出し、買い手との国際的な取引を円滑なものにする手伝いをしています。
② 一番うれしかったエピソードは?
検査が問題なく無事に終えられることが一番うれしいです。現場での安全を意識した測定もさることながら、発行したレポートが、依頼主と買い手の双方が納得のいく取引の一翼を担うものになれたと思うと、検査員としての自信につながりますし、仕事へのやりがいも得られます。
③ 入社した動機は?
大学での講義を通して、島国である日本の物流は、海運に大きく依存している事を知りました。もともとは物流業界に興味がありましたが、第三者機関として公正・公平な検査を行うことにより、海運はもちろんのこと、物流全体を支えていけるという点に魅力を感じ、志望しました。検査を通じて、石油化学品や船舶、保険などの多様な知識を得ることができるため、とても面白い仕事だと思います。