横浜食品検査センター 2019年入社 

①  現在の仕事内容は?

食品衛生法に基づき輸入食品等の検査を行っています。その名の通り食品の検査はもちろん、食器や食品を入れる容器、乳幼児用のおもちゃなども検査の対象となります。
食品検査の仕事は大まかに、検体のサンプリング、検査センターでの試験、試験結果に基づいた検査証明書の発行などがあり、現在私は主にサンプリング業務を行っています。海外から船や飛行機で日本に届いた貨物は輸入の許可が下りるまで「保税地域」と呼ばれる場所に置かれます。「保税地域」は港近くの倉庫や空港などが主で、サンプリング業務ではそこに置かれた貨物から、食品衛生法に基づき決められた方法で検査に必要な検体の採取を行います。
サンプリング業務を行う中で目にする検体はとてもバリエーションに富んでおり、日々新たな発見や気付きの絶えない業務であると感じています。

② 一番うれしかったエピソードは?

我々の仕事は接客業などと違い、直接お客様と顔を合わせて感謝されるようなことはありません。しかし、スーパーなどで自らが検査に携わった商品を見かけたとき、自分の仕事の必要性を実感でき、そこに嬉しさややりがいを感じます。

③  入社した動機は?

私は大学では生物学を主に学んでいました。機器分析や微生物試験なども行っていましたが、当会のような食品検査機関については就職活動を始めるまではその存在すら知らずにいました。しかし、就活サイトで知ってからは、日本の食の安全を守る必要不可欠で責任重大なこの仕事に魅力を感じ、また自分が学んできた知識や技術を活かせるのではないかと考え、当会に入社しました。